親御さんが亡くなられたり、施設に入られたり。誰も住まなくなった実家を前に、「何から手をつければいいのか分からない」と立ち止まってしまう方は、とても多いです。それは当然のことです。物の量も多く、思い出も詰まっていて、気持ちの整理も必要だからです。
この記事では、実家の片付けを無理なく進めるための「順番」と、最初の一歩をお伝えします。
いきなり「捨てる」から始めない
片付けというと、つい「とにかく要らない物を捨てよう」と手が動きがちです。でも、いきなり捨て始めると、あとで「あれはどこにいった?」「大事な書類を捨ててしまった」と困ることが少なくありません。
実家の片付けには、うまくいく順番があります。順番どおりに進めるだけで、ぐっと楽になります。
実家の片付け、5つのステップ
ステップ1:ゴールと期限をざっくり決める
まず、「この家を最終的にどうするか」を考えます。売る・貸す・解体する・誰かが住む——方向性によって片付けの進め方が変わります。細かく決めなくて大丈夫です。「半年後を目安に、売る方向で」くらいのざっくりで十分です。
ステップ2:大事なものを“最初に”探す
捨てる前に、まず「絶対に失くせない物」を探して、一カ所にまとめます。
- 通帳・印鑑・キャッシュカード
- 不動産の権利書(登記済証)
- 保険証券・年金関係の書類
- 遺言書・エンディングノート
- 現金、貴金属、宝飾品
これらを先に確保しておくと、安心して片付けを進められます。
ステップ3:「残す・譲る・売る・処分」で分ける
物を手に取ったら、4つに分けます。
- 残す:使う物、思い出として手元に置く物
- 譲る:親族や知人に引き継ぐ物
- 売る:価値がありそうな物(次のステップへ)
- 処分:どれにも当てはまらない物
迷ったら「保留」の箱を一つ作って、そこに入れておけば大丈夫。すべてをその場で決めなくて構いません。
ステップ4:捨てる前に「価値」を確かめる
ここが意外と大事です。古い家具、着物、食器、掛け軸、貴金属、ブランド品などは、捨てる前に一度、買取の査定を受けることをおすすめします。「もう古いから」と思っていた物に、思わぬ値段がつくことは珍しくありません。処分するつもりだった物がお金に変われば、片付けの費用負担も軽くなります。
ステップ5:残りを片付ける
仕分けが終わったら、処分が必要な物を片付けます。量が少なければ自治体のゴミ収集で。量が多い・重い物がある・時間がない場合は、無理をせずプロに相談しましょう。
自分でやる? プロに頼む? の見極め
全部を自分でやろうとして、途中で疲れ果ててしまう方も多いです。次のような場合は、プロに頼むことを考えてよいサインです。
- 物の量が多く、自分たちだけでは終わりそうにない
- 遠方に住んでいて、何度も通えない
- 重い家具や家電の運び出しが難しい
- 価値があるかどうかの判断がつかない
- 相続の手続きと並行していて、手が回らない
「ゴミ屋さん」と「買取の専門家」は違います
片付けを業者に頼むとき、知っておきたいことがあります。「運んで捨てるだけの業者」と「価値を見極めて買い取る専門家」は別物だということです。前者に頼むと、本来は値段がついたはずの物まで、費用を払って処分することになりかねません。価値あるものを扱える業者を選ぶと、ご負担が大きく変わります。
困ったら、まとめて相談できる窓口を
実家の片付けは、片付けだけで終わらないこともあります。価値あるものの買取、そして家そのものの売却まで——本来はバラバラの業者に頼むことが多いこれらを、一つの窓口でまとめて相談できると、ぐっと楽になります。
実家の片付け・処分でお困りの方へ
APPLEGA RSS株式会社では、お部屋の片付けから、価値あるお品物の買取、建物そのものの買取まで、実家にまつわる困りごとをひとつの窓口でお引き受けしています。「何から話せばいいか分からない」——その状態で大丈夫です。まずはお気軽にご相談ください。